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庄司菊雄著 「においのはなし」 アロマテラピー・精油・健康を科学する [アロマテラピー関連の本]








↑丁度今、読み終わった本です。


花や野菜、肉の匂い、植物と昆虫の関係、動物社会のフェロモン、人間とフェロモン、
においの化学、においの生理学、健康とにおい、アロマテラピーのこと、においによる母と子の絆、おひさまのにおい、ひとのにおい・・・。などなど、身近なにおいについて書かれた本です。

難しいかと思いきや、素人でも分かりやすく読みやすいです。


植物がなぜ芳香物質を作るのか。そして、動けない植物が身を守る方法とは?読んでいて「へぇ~」なことが沢山です。


そうそう、プルースト効果についても書かれていました。

プルースト効果 とは、ある匂いが昔の記憶を引き起こすこと。

よく、特定の香りを嗅ぐと、昔のあることを思い出すってこと、ありますよね。

おおまかに言うと、匂いを嗅ぐと、匂い分子が嗅上皮の粘膜に付き嗅毛に受容され、嗅細胞を刺激してそれが電気的信号として嗅細胞→嗅神経→大脳辺縁系の一部である嗅球、嗅索→大脳皮質の嗅覚野で匂いとして認識されるのですが、記憶を司る「海馬」という部分も、大脳辺縁系の一部なんですね。だから、香りと記憶は密接に関係しているわけで。

ロバート・ティスランド氏の著書にも書かれていましたが、香りを嗅ぎながらだと記憶力がアップするというのも、香りが伝わるメカニズムを見てみると納得。ですよね。


特定の香りが昔の記憶を引き出すこと。私でいえば、一年前なんですが、ある台所洗剤を使った時のこと。
その洗剤を使い始めた瞬間、その匂いで昔のこと、当時彼であった旦那が一人暮らしをしていた時のことを思い出しました。っていうのは、その洗剤が、当時彼(旦那)が使っていたものだったんです。「うわぁ、すっごく懐かしい」と思いました。


それと、3月になるといつも思い出すのが、「春の匂い」。
寒くもなく、暑くもなく。全ての生き物たちが、冬から目覚めて新たに活動するような、なんていうんだろう。ちょっともわっとした匂い。それを嗅ぐと、いつも、中学校の卒業式を思い出します。
いつも一緒だった友達を離れて、これからの生活に不安とワクワクが入り混じったような、複雑な気持ち。


それから、雨あがりの匂い。雨がやんで、太陽が照り始めた時の匂い。
学生時代、勉強するのに疲れてちょっと一休みで窓から外を眺めていた時のこと。そうそう、丁度、雨あがりだったんだよね。


香りと生活は密着していて、切っても切り離せないものだから、きっと皆さんも同じような経験があるハズ。

ま、そんなプルースト効果などもあったりして、読みやすいのであっというまに読み終わりました。

それにしても、びっくりしたのが、植物が虫や人間に食べられたり、細菌に対抗するために、わざと苦味成分を出していること。動けない植物の知恵ですね。

ウィンター・セーボリーという植物は、カルバクロールという最も抗菌活性の強い物質を、初夏から盛夏にかけてしか分泌しないということ。それは、有害な細菌がその時期に繁殖するからであって、その時期を過ぎればそのようなことは必要なくなるからだそう。

また、ある植物が食べられた時に、ある芳香物質を出してまわりの植物に知らせ、防御物質を分泌させたりするのだそう。

ハチが襲われた時に分泌する、「警報フェロモン」みたいなものでしょうか。とっても興味深い話ですよね。

また、これとは別に、自分のまわりに他の植物が繁殖しないように、芳香物質で他の植物の成長をを阻害する働きもありますね。

動けないからこそ、あらゆる知恵を絞って、身を守る為にあれこれしているんだな、すごいなって思いました。


においについて興味のある人、アロマテラピーを勉強している人におすすめです。堅苦しく読み進めることが出来ると思いますよ。
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